ふたば通信

(2023.2.4)

 こんにちは、ふたばです。

 前回(1/28)は学習と活動『冬の科学実験』でした。

 実験のテーマは「表面張力」でした。表面張力とは、液体分子同士が分子間力

によって引き付け合って、液体が表面をできるだけ小さくしようとする性質のこ

とです。

 コップに水をなみなみ入れた時、コップのふちの高さを超えて、水が盛り上が

っていることがありますね。これが、表面張力です。

 今回の実験では、「水」と「お湯」で表面張力が変わるのか?ということをテ

ーマに実験を行いました。使うのは、コップ、計量カップ、碁石、水、お湯です。

 同じ量の水・お湯が入ったコップを用意し、ここに、数を数えながら碁石を入

れていきます。碁石を何個入れた時に水(お湯)があふれるのかを、検証してい

きました。

 理論上、液体の温度が上がるほど表面張力が弱くなると言われています。その

ため今回は実験前に、「お湯の方が碁石の数が少ない」という仮説を立てました。

 みんなそれぞれ碁石を持って、順番に碁石を入れていきます。入れる数は自由

で、1個でも20個でも構いません。水が飛び跳ねてしまうと、結果がうまく出な

いため、慎重に碁石を入れていきました。コップの水がいっぱいになってくる

と、みんなどきどきです。

 結果としては、水の時には74個、お湯の時には72個で溢れました。大きな差で

はないものの、しっかりと仮説通りの結果が得られました♪

 みんなで楽しみながら学ぶことができる活動でした!

HOME